若者の進学応援プロジェクト 奨学金等の経済支援制度を知り、我々と一緒に夢をかなえましょう!

特定非営利活動法人

若者の進学応援プロジェクト

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会報(活動報告等)

これまでの会報(活動報告等)

若者の進学応援プロジェクト会報 第24号

若者の進学応援プロジェクト会報 第27学応援プロジェクト会報 第27号

2021年7月8日

 会員及び関係者の皆さまへ

5月8日に監事選任のための臨時総会と6月18日に若者の進学応援プロジェクトの定期総会を開催しました。

本来なら生涯の思い出に残るであろう国内開催のオリンピックが2週間後に迫っていますが、開催の実感が未だありません。その代わり、ワクチン接種の有無を聞くのが日常の挨拶としていつの間にか当たり前になったように思います。皆様いかがお過ごしでしょうか?

WSOPは5月に臨時総会、6月に定期総会を開催しましたのでご報告いします。

 

監事選任のための臨時総会(5月8日)を開催

創立以来、WSOPを支えていただいた監事が病を得られ、そのため監事退任の申し出がありました。慰留に努めましたが辞意が固く4月に退任されました。幸い新監事候補には人格・経歴とも素晴らしく、これまでWSOPに対しご支援ご協力いただいていた渡辺一雄(元文科省学生課長)・渡辺久二(無錫陸田RKT有限公司総経理)のお二人にお願いし、ご了承を頂きました。ちょうど年度末の決算を行う時期でもあり、東京都のNPOの担当者に相談し、全員一致であれば有効となる『みなし決議』という手法の総会開催があるという助言をいただき、5月8日に臨時総会を開催し、会員23名の全員の賛成で新監事お二人が承認されました。

 

令和2年度 第7回定期総会(618日)の開催

WSOPは6月18日、新宿区飯田橋の東京ボランティア・市民活動センターA会議室において第7回総会(定例総会)を開催しました。

コロナの感染対策として、参加人数の制限と入室前の手指消毒、換気の徹底、ソーシャルデスタンスの確保が求められる中での開催となりました。会員の皆様には参加人数の制限等で大変ご迷惑をお掛けしました。

今回は新監事お二人から5月21日と24日に監事監査を受け、6月2日の理事会を経ての開催となりました。

総会は会員23名中、委任状等(15名)も含め21名の出席で、1.令和2年度事業報告2.同収支決算3.令和3年度事業計画4.同活動予算が審議されました。審議された結果、すべて原案通りに承認されたことをご報告いたします。

今年度の事業計画としては、情報提供の充実を図るためホームページの随時更新、会報やWSOPジャーナルの発行、足立区教育委員会等公的機関との連携強化とWSOP主催の相談会の定期的な開催を計画しています。

これまで監事監査も含めて皆様に説明させていただいた中で、WSOPの活動に対して以下のようなご意見、ご提案がありました。

◎ 方向性が同じ他の法人との連携を強めるべき、シナジー効果が期待できる。

◎ NPO法人の活動として、独自性やユニークさが必要。ニッチな事業でもユニークであれば支援を受けやすい。

◎ 情報の周知活動は今やSNSやYouTubeが主流になっている、WSOPでもYouTubeの活用を検討するべきではないか。

   ◎ 収入支出等の流れが年度別に作成してあれば、流れや業務についての

   課題が見えてくるのではないか。

   ◎ 財務体制の強化を図ることが重要。

   ◎ 現場の補強だけに終わっている可能性がある。

 ◎ コロナ禍での新制度の運用に遅れが生じているケースがある。家計急変等の  奨学金申請等はできるだけ早く行う事が重要だ。

以上のように、学生や保護者の皆さんのためになるより有益な情報の提供、ネットを使った情報発信、また公的機関や他の法人との連携強化から財務的なご指摘まで大変有意義なご意見を沢山いただきました。益々WSOPに活動の内容に質の向上が求められているように思います。WSOPとしても色々な活動促進のための連携や情報周知の手段・方法の導入について検討を進めます。

また、最近のHPからの相談欄には、入学前に支払う進学資金や、編入学時の手続きあるいは奨学金の税金上の取り扱い等多岐に渡っています。8月にはWSOP主体の相談会を実施しますが内容を充実させるためにも事例の研修を重ね、多くの皆さんに満足される相談会にしたいと思います。     ―了-

 

若者の進学応援プロジェクト会報 第26若者の進学応援プロジェクト会報 第26

2021616

会員及び関係者の皆さまへ

新型コロナ感染症は今年度に入っても終息せず、東京都を含む4都府県に緊急事態宣言が再再度発出され、さらに6月20日まで延長されています。ワクチンの接種が医療関係者、65歳以上の高齢者と対象が拡大されていますが、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。

このような状況にまだまだ不安を感じざるを得ませんが、高等学校では、授業も平常化し、奨学金の予約採用の手続きも始まっています。

 

高等学校で説明会を実施 

5月22日に東京都立足立高等学校において奨学金説明会の講師を務めました。これは、三年生保護者会の一つのプログラムとして行われたもので、同校では昨年11月に一年生の保護者を対象に奨学金等の説明を行っており、短期間に2回講師の要請を受けたことになります。WSOPの取組が評価を受けたものと思います。なお、この説明会は足立区との協定に基づいて同区から要請を受けたものです。

足立高等学校は、2022年に創立100年目を迎える全日制と定時制からなる歴史ある高校で、全日制は1学年7学級、卒業生の大多数が大学等に進学しています。

当初、この保護者会は5月8日(土)に開催予定でしたが、4月25日に緊急事態宣言が発出されたため15日(土)に延期となり、さらに再度の延長を受けて日程の調整が行われ、22日に開催となりました。同校では5月末を期限に奨学金の予約採用申込の受付を行っている中での説明会となりました。

校長先生の挨拶

保護者会は希望の保護者の方が来校する形で、新型コロナを考慮して体育館等に集合する形ではなく、保護者の方がお子さんの教室に入るという形でした。全体では7学級で90人ほどの保護者の方が来校され、間隔をあけてお座りになり、WSOPの説明をお聞きになられました。

 

同校では昨年年生の保護者の方を対象にした説明会を行い、早い時期から考えていただくという意味で有用な企画でしたが、今回は予約採用の申込み期間中で、昨年とは違う意味でベストのタイミングでした。

 

短い時間でも大きな効果

当日は、保護者の方が各教室に分かれてご参加ということで、1つの教室に機材をセットし、その教室にご出席の保護者の方の前で説明し、この様子を残りの教室に配信するという形ですべての保護者の方に聞いていただきました。

午後2時から校長先生の挨拶、学年主任の先生から奨学金の説明を行うことの紹介があり、その後に奨学金等の説明が行われました。保護者の方々は、説明が配信されている教室に出席の方も含めて、WSOPが作成した配布資料を見ながら熱心に聞いておられました。当日はWSOPから3名、足立区教育委員会の担当の方も2名も同席され、また同校の三年生担当の先生方はそれぞれの教室で保護者の方と一緒に聞かれました。

この会が保護者会ということで、奨学金の説明に当てることのできる時間は約40分と限られていたため、最も知ってほしい点として、

・奨学金等の支援策は早い時期に知ることが重要であること

・高校年生の春の予約採用が重要であること

スライドを示しての説明(石矢)     

・成績基準や家計基準は高校の早い段階から対象になることを明確に伝え、奨学金の仕組みと概要について要点をかいつまんで説明しました。
  保護者の方のアンケート(42名回答)では進学資金計画をまだ立てていない方の殆どの方が今回の説明を聞いて資金計画を立てたいと答えていらっしゃいました。また、『進学費用はとても大事、奨学金は複雑すぎて理解するのが大変ですが、今回のお話はとてもためになりました。』『もう少し早く説明を聞きたかった。』『もっと詳しく知りたい。』等の御意見もあり、9割以上の皆さんから分かり易かったとの評価を頂きました。

今回の説明会から、既存の行事に早い時期に短時間でも組み込むことで、大きな効果があることがよく分かりました。

新型コロナ感染症の拡大で、進学に必要な資金の手当てに不安が生じている家庭も増えていると思います。昨年の例では、学校からの奨学金に関する情報がオンラインになり、気づかないまま秋になったという方がおられました。今年も昨年同様に苦しい状況になっている学校も多いかと思いますが、是非何かの工夫をして、情報の周知に取り組んでいただきたいと思います。

 

 

若者の進学応援プロジェクト会報 第25号                     2021年4月7日

会員及び関係者の皆さまへ

3回江東区『奨学金等の進学資金相談会』を実施!!

コロナ感染防止策を講じ、盛況のうちに無事終了しました!

会報第24号で開催をお知らせしましたように、3月20日に江東区教育委員会後援を頂いて「奨学金等の進学資金相談会」を実施しました。

この相談会は2019年から実施し、今年で3回目になります。相談会の実施は、教育委員会を通じて区報や区内のカルチャー広報誌に「開催案内」を掲載して周知しました。あわせて、昨年と同じようにチラシ(写真掲載)を作成し、区役所・図書館等8ヵ所に配置し、また会場近くの高校を訪問して案内を行いました。

相談会のチラシ

HPに相談会の特設ページを作成し、相談会案内や申込みに備えました。その結果、このページへのアクセスが100件近くあり、相談会への参加申込みも早い時間枠が直ぐに一杯になるほどでした。

相談会当日は、コロナ対策として入口での手指消毒と除菌シートの配置、相談者との間に飛沫防止の透明シートを設置しました。WSOPの相談員6名が3班体制で、10時から30分を一つの枠とし、事前予約の1014人の方の相談を受けました(この他に別の相談機関を紹介した方が11人いましたので、予約は1115人でした)。

【相談会実施概要】

日時 : 2021年3月20日() 10:00~12:00

場所 : 江東区総合区民センター第5会議室

主催 : NPO法人若者の進学応援プロジェクト

後援 : 江東区教育委員会

【相談会での主な質問】

・両親の一方が外国籍の場合の申請資格について

・父母がいない場合の家計維持者について

自己紹介する相談員

・進学予定先が修学支援新制度の対象か?

・ひとり親世帯で、奨学金の対象になるか不安である。

・子供は新高校2年生であるが、早い時期に支援制度を知っておきたい等

奨学金のパンフレット等には説明がない難しいケースから基本的な制度全般にまで、多岐に渡る質問がありました。

【WSOPからの助言】

外国籍等の方の申込みや父母に代わる生計維持者について等は、文科省や日本学生支援機構のQ&A等も参考にしながら、またひとり親の世帯や経済的に厳しい世帯の方には給付奨学金・授業料減免制度、東京都のチャレンジ受験生貸付等についても説明しました。

相談者に対応するWSOP相談員

参加者全員には高校3年の4・5月に募集される予約採用に申し込むことが重要であること、入学前には奨学金の振り込みはなく入学時の資金について事前に計画しておくことが必要であること、貸与奨学金について、種奨学金には利息がないこと、第二種奨学金の利息は民間のローンに比べ低廉であること。返還が困難になった時にはセイフティーネット(減額返還や返還猶予等)が充実していること、その利用には速やかな手続が必要である等についても説明しました。

【参加者の感想(アンケート調査から)】

10組の方全てからアンケートの回答がありました。相談会の開催を知った経路は、「区報」と「高校からの案内」が各4組でした。また、参加動機は「実際に学費の工面で苦労している」、「国の新しい制度等を知りたかった」等でした。相談者の学年は新2年生と新3年生が各4人と同数でした。

今回の相談会の内容について、分かり易かったが9組、時間が足りなかった(もっと聞きたかった)という回答が1組あり、意見欄には皆さんから丁重な謝辞が記載されていました。

【相談を受けた感想】

相談者は総じて支援制度についての情報が少なかった様子で、色々な制度全体を見通せて安心した様子でした。

相談者に対応するWSOP相談員

中には、誰にも相談できないで長い間心配していた様子が推察される方もいらっしゃいました。困難な家計状況の中で進学することの厳しさや子供の将来を心配する保護者の方の切実な心配に対し、相談者と一緒に考え、具体的な制度や申込方法等について多くの事例を示し説明することができたと思います。

開催に当たって、ある高校では進路指導の先生方から生徒や保護者の方へこの相談会の開催の周知をしていただきました。実際、この高校からの参加者が多く見受けられました。WSOPの活動には区役所等の行政機関や、高校生と毎日接しておられる先生方との連携協力が特に重要だと思いました。

 

 

若者の進学応援プロジェクト会報 第24号

        2021年2月22日

会員及び関係者の皆さまへ

受験の神様で知られている亀戸天神境内の紅白のしだれ梅が満開になり、日に日に春の気配が感じられるこの頃です。

新型コロナの感染数も減少傾向を示し、限定的ではありますがワクチン接種も始まり、このまま春の訪れと共に新型コロナの終息も願うばかりです。

WSOPのHPのブログ24号でもお伝えしましたが、2月6日に足立区の潤徳女子高校で奨学金などの進学資金について説明を行いましたのでご報告します。

 

潤徳女子高校関係者用のサイトでの説明会のための録画撮影

足立区との協定に基づく活動の一つとして説明会を行いました。保護者会でという予定でしたが、新型コロナの感染拡大を避けるため、録画し後日配信するという形になりました。

潤徳女子高校は、足立区北千住にある創立100年近い伝統を持つ私立の女子高校で、進学、特進、美術コースがあり、殆どの卒業生が進学しています。

今回の説明は学校の要望もあって1年生・2年生の保護者の方約400人が対象となりました。進路や進学先等について考え、準備を始める時期に、奨学金等の進学資金について説明させていただくのには非常に良いタイミングだと思います。

当日はWSOPからは石矢、鮫島、月岡の3人が参加し、校長先生はじめ多くの方に迎えられ、まず校長先生から学校の取組の説明を頂戴しました。生徒が将来の選択肢を広げるため進学を考えること、そのためにも奨学金のことをよく知ることが重要だというお気持ちをお聞きすることができました。また、担当の先生からは、保護者の方への新型コロナの経済的な影響が心配であり、その対応についても話していただきたいとのお話もありました。

録画は、まず校長先生のお話があり、その後講師紹介、そして説明となりました。校長先生はじめ学校関係者、足立区教育委員会の方々がその場で熱心に聞いておられました。カメラの前に座り、照明を受けて、画面に映す説明資料の操作をしながらの録画でした。

 

WSOPからの説明は14時から45分間行いました。限られた時間でもあり、あまり細かくお知らせすることはできませんでしたが、多くの学生が奨学金やアルバイトなくては進学が困難な状況であること、奨学金の申込みは高校3年時に行われる予約採用で申込むのが高校生・保護者にとってメリットが多いこと、昨年から給付奨学金・授業料減免が拡充されていること等重要な部分についてはお伝え出来たと思います。 


この録画は、同校の生徒向けのホームページで生徒や保護者の方に公開され、生徒や保護者の方は公開期間中、それぞれのタイミングで何度も見ることができます。

説明会のアンケート結果についてはまだお聞きしていませんが、保護者の方、高校生本人がこの話をよく聞いていただき、少しでも進学の準備の手助けが出来ていればと願っています。

 

今年も、江東区教育委員会の後援を受けて相談会を実施します。320日(土)に、江東区西大島の総合区民センターで行う予定です。近く江東区の区報等でも広報が開始されます。

この相談会は、20193月に江東区教育委員会の後援を受けて開催して以来、今年で3回目となります。その様子についても会報などでご報告いたします。

若者の進学応援プロジェクト会報 第23号

 

 若者の進学応援プロジェクト会報 第23         若者の進学応援プロジ会報 第22020年11月22日

会員及び関係者の皆さまへ

【高等学校で説明会を実施】 

〇一年生の全保護者対象

新型コロナ感染症が急速に拡大し、第3波到来とのニュースが大きく取り上げられています。皆様、いかがお過ごしでしょうか。

このような状況に、多くの方が今後に不安を感じざるを得ないこの頃です。進学を希望している子供たち、保護者の方も同じように不安を感じているのではないでしょうか。

今年1月以来の新型コロナ感染症の流行と拡大によって、学校も一時期休校を余儀なくされるなど大きく影響を受けました。その結果、授業時間の確保が最優先課題となり、他の行事が例年通りには実施できないということを聞きます。

そのような状況下の中、足立区教育委員会と締結した協定の一環として、東京都立足立高等学校において、年生の保護者の方全員を対象に奨学金等の説明を行うことができました。

足立高等学校は、2022年に創立100年目を迎える全日制と定時制からなる歴史ある高校で、スポーツなどの部活動等も活発で、全日制の卒業生の大多数が大学、短期大学、専門学校に進学しています。

テキスト ボックス: 東京都立足立高校1114日(土)開催された説明会は、保護者会のプログラムの中の1つとして行われました。

現下の事情を反映してオンラインとの併用で実施され、出席者は約170人、参加形態の内訳としては、学校に来られた方は31人、オンラインで自宅等からの参加は140名でした。

テキスト ボックス: 学校からのオンライン配信風景今回は「奨学金等の情報を早い時期に知っていただきたい」という高校からの要望で、年生保護者の方を対象にした説明会でした。これまでは年生の保護者を対象にしたものがほとんどで、今までに参加された方々からは「このような説明はもっと早く受けたかった」等早い時期での開催を希望する声が多く寄せられていました。

今回、「年生の保護者の方を対象」としたのは画期的で有用な企画であったと思います。

〇短い時間でも大きな効果

説明は、11月14日(土)午前10時半から校長先生挨拶・学年主任等の教務や生活指導等の説明の後に行われ、年生担当の先生方7名と足立区教育委員会の担当の方2名も説明に同席されました。そしてこの会が保護者会ということで、奨学金の説明に当てることのできる時間は約30分と限られていたため、最も知ってほしい点として、

・奨学金等の支援策は早い時期に知ることが重要であること

・高校年生の春の予約採用が重要であること

・成績基準や家計基準は高校の早い段階から対象になること

を明確に伝え、奨学金の仕組みと概要について要点をかいつまんで説明しました。

短時間ではありましたが、説明後の教育委員会へのアンケートでは、「良かった、分かり易かった」という感想がほとんどでした。また、進学資金計画を立てていない保護者の全員が、「今回の説明を聞いて資金計画を立てていきたい」と回答されていました。

さらに、アンケートには、

・上の子供(現在大学生)の時に聞きたかった。

・今回の説明で奨学金の利用を考えたい。

・子供とよく話し会いたいと思います。

進学資金の説明資料表紙(WSOP)

 

・貴重な講演有難うございました。とても勉強になりました。

 

等のご意見とご感想として、が寄せられていました。

 今回の説明会から、既存の重要行事に短時間でも組み込むことで、大きな効果があることがよく分かりました。

新型コロナ感染症の拡大で、進学に必要な資金の手当てに不安が生じている家庭も増えていると思います。例年通りの行事ですら行うことが困難という状況に中で、「奨学金の説明は進学のためには重要であるということは分かっているが」という学校も多いと思いますが、是非何かの工夫をして、情報の周知に取り組んでいただきたいと思います。
 

若者の進学応援プロジェクト会報 第22         若者の進学応援プロジ会報 第22号2020年11月11日

会員及び関係者の皆さまへ

足立区の『奨学金等の進学資金相談会』で進学資金の相談を受けました。

 

10月24日(土)、足立区が実施する『奨学金等の進学資金相談会』(開催予定を会報第21号で既報)で、相談を受けましたので、報告します。

足立区の催しで相談を受けるのは昨年に続き2回目となりますが、今回は4月に足立区と結んだ協定に基づく初めての協力となります。若者の進学応援プロジェクト(以下、WSOP)にとって、記念すべき相談会になりました。また、昨年は説明会を行いその後に相談会という企画でしたが、今年はコロナ感染防止対策等で『奨学金等の進学金相談会』だけの開催になりました。相談会に当たっては足立区によって感染防止対策が講じられました。

相談会では、WSOPで用意した資料を使って、それぞれの相談者の不安や悩みが少しでも軽減できるように説明に努めました。区、区民の方から高い評価を頂き、充実した催しとなりました。

【相談会実施概要】

主 催:足立区教育委員会

日 時:20201024()10:00

場 所:足立区こども支援センターげんき5階研修室 

相談者:6組(うち2組は親子)8人

    高校1年生2組、2年生2組、3年生2

相談員:NPO法人若者の進学応援プロジェクト(運営委員6名)

相談ブースを2つ設置、各ブース相談員2名(交代制)で対応

    足立区の制度への申込方法等は足立区職員が対応

【足立区の相談会実施までの経緯】

910日、足立区のHPや区報、ひとり親家庭対象のメールマガジン(豆の木メール)等で相談会開催が周知されました。相談会は事前予約制で、希望者は区教育委員会に申し込むこととされました。

WSOPは、保護者の方々からのご相談に適切に対応できるよう、1016日に準備会を開いて研修するなど万全を期しました。

 

 

【相談会の経過と質問内容】

6組の方から相談がありました。うち高校1年生、2年生の保護者の方が各2組あり、高校入学後の早い時期から進学資金について検討を始められる方が多くみられました。

相談会での主な質問は以下の通りです。

(1)子供がどのような奨学金の対象になるのか。

(2)奨学金等の申込から振込までのスケジュールを知りたい。

(3)在学期間の生活費にも不安があり、奨学金の返済も心配。

(4)在学期間中に収入が増えた場合、奨学金の減額、打ち切りはあるのか?

 

【出席者の感想】

〇奨学金等の色々な制度を分かり易く説明してくださいました。とても参考になりました。

〇奨学金の返済が当初考えたほど、負担にならない事が分かったので子供と話し合いたいと思います。

〇申込み時期等詳しくわかったので良かった。

〇とても分かり易く親身になっていただいて相談に来て良かったです。

等との感想があり、参加された全員の皆さんからお礼の言葉がありました。

 

【相談を受けての感想】

高校3年生の保護者の方から、「コロナ禍で高校からの情報が伝わりにくく、予約採用を申し込めなかった」というお話がありました。高校1年の保護者の方からは「奨学金が無いと進学できないので早い時期に情報を知り進学に備えたい」といった相談がありました。また、相談に来られた子供さんの下に子供さんがおられる方もおられました。皆さんにより適した奨学金等の利用とその注意点について相談者と一緒に考える事ができました。

質問や感想からもお分かりのように、早い段階で準備することの重要さを改めて認識する相談会になりました。

11月に足立区教育委員会の主催で同区内の高校で1年生の保護者を対象にした奨学金等の説明会でWSOPが講師を務めます。高校1年生の秋という、進学やその資金を考えるのに最もタイミングのいい時期での説明会だと思います。WSOPは高校生や保護者の方の心配や悩みを和らげられるように丁寧に対応していきたいと思います。また、これからは高校12年生の保護者への情報周知も強化していきます。次の会報にはこの足立区内での説明会等も含めて報告させていただきます。       

-了―

 

若者の進学応援プロジェクト会報 第21ジェクト会報 第20号                     2020年9月28

会員及び関係者の皆さまへ

足立区の「奨学金などの個別相談会」を担当します。昨年のように大人数が集まる説明会はできませんが、コロナ禍で万全の注意を払い相談会を行います。

 今年は例年以上に、高校生のお子様をお持ちのお母様などから、進学資金についての相談が多く寄せられています。「高校が休校だったので予約採用の申し込みがよくわからず途方に暮れている」、「誰に相談すればよいかわからず困っています」等とHPに訴えがありました。加えて、コロナ禍の中で、お子様の進学資金について不安な気持ちで生活されている方も少なくありません。

今年42日、足立区教育委員会と「足立区内高等学校における奨学金等説明会への講師派遣等に関する協定書」を締結し、高校での説明会や相談会での説明や相談員をWSOPから派遣することになりました。今年はコロナの影響で高校等で行う奨学金などの説明会の開催ができなく、相談会のみの開催となりました。

当プロジェクトと足立区の教育委員会のスタッフの方と打ち合わせを重ね、9月10日の足立区のHPにおいてその開催の情報が公開されました。

同区教育委員会から公表されました概要は以下の通りです。

事業名:奨学金などの個別相談会

場 所:足立区こども支援センターげんき5階 研修室3

日 時:令和2年10月24日(土)午前9時40分~午後0時10分

    (1組30分、12組程度)

対 象:足立区在住の進学予定の高校生(1年~3年生)とその保護者の方

申込み:9月11日~9月30日まで(応募者多数の場合は抽選) 

申込先:足立区教育委員会学務課助成係(区役所南館5F

 

同区教育委員会との打ち合わせで、WSOPが個別相談会での相談員を務め、足立区独自の奨学金制度についての質問は教育委員会のスタッフの方が担当することとなり、現在準備を進めています。

910日付の足立区区報や足立区のホームページで相談会の開催について広報されました。

足立区のホームページを紹介しますので、詳細をご覧ください。

https://www.city.adachi.tokyo.jp/gakumu/r1-soudankai.html

また、WSOPのホームページでも紹介させていただいています。

http://www.singakuouen.jp/16012727462557

 

下記は足立区内の高校や公共施設で配布されているチラシです。

 

 

 

昨年は説明会で奨学金等について一般的な事を説明会で説明した後に相談を受けましたが、今年は事前の説明がない部分を相談会の冒頭で少し説明させていただくことになりそうです。

このようなイベントにはこれからも積極的に取り組みます。今年はコロナの影響で景気の減速があり、進学費用への不安やそれらへの経済的な支援に関する説明を聞きたいという要望もこれから増えてくるのではないでしょうか。進学や修学支援に関する情報を収集し、その利用を考えるには今からでも遅くはないと思います。足立区のようなイベントの計画等がありましたら、当プロジェクトの活用を推薦いただくようにお願いします。これからもご支援・ご協力をお願いします。

 

 

若者の進学応援プロジェクト会報 第20若者の進学応援プロジェクト会報 第20号

2020年7月25

会員及び関係者の皆さまへ

 

6月1日、当プロジェクトのパンフレットを更新。

7月3日、第5回若者の進学応援プロジェクト総会を開催しました。

 

いつの間にか、外出時のマスク着用が当たり前になり、日々のニュースもコロナ関連で明け暮れるようになりました。身のまわりをとりまく自然や日々の暮らしの移ろいをあまり感じることなく、慌ただしく過ぎているように思われます。

皆様いかがお過ごしでしょうか?

当プロジェクト(WSOPこの5月、東京都から認証を受けて4年目に入りました。これを機にパンフレットを一新してイメージカラーの緑をベースにし、活動の目的や活動内容などが分かり易くなるように変更しました。少し在庫もありますので必要な方はご連絡下さい。

 

新パンフレットの表紙

さて、WSOPは7月3日、新宿区飯田橋の東京ボランティア・市民活動センター会議室において第5回総会(定例総会)を開催しました。

 

会場からはコロナの感染対策として、参加人数の制限と入室前の手指消毒、換気の徹底、ソーシャルデスタンスの確保が求められなど異例の開催となりました。会員の皆様には大変ご迷惑をお掛けしました。

今回は会員の皆様に、6月24日と26日にズーム会議の仕組みを利用して総会の審議事項について説明させていただきました。この事前説明には延べ7名の参加がありました。

 

総会は会員25名中、委任状等(18名)も含め23名の出席で、1.令和元年度事業報告2.同収支決算3.令和2年度事業計画4.同活動予算5.その他として、役員任期に関する事項が審議されました。審議された結果、すべて原案通りに承認されたことをご報告いたします。

今年度は、インターネットを通じた情報提供の充実を図るためホームページの随時更新、ブログ、WSOPジャーナルの発行など、また足立区教育委員会との協定による相談会も含め、相談会の開催を計画していることを説明しました。

これに対して、ズームでの説明会を含め次のようなご意見があり、ご説明・意見交換を行いました。

{C}   今回総会の資料についてズームで説明してもらったが、ズームへの参加は技術的に難しい所がある。今年は仕方がないと思うが、できるなら対面での総会が望ましい。

⇒社会情勢にもよるが、来年度は通常の形の開催を目指したい。

{C}   総会資料のポイントにあるWSOPジャーナルでの情報周知は、事業計画のどの部分に記載してあるのか?

事業計画のⅠ.の1-3情報紙の作成、Ⅲ.活動基盤の強化2に記載

{C}   修学支援やコロナ対策等の導入で、業務を担当している現場はかなり混乱しているようだ。機構における奨学金制度等の情報周知も徐々に改善されていると思う。

WSOPとしても情報の的確な提供に努めたい。

{C}   役員の任期更新についての説明が不足しているのではないか。

⇒このことに限らず会員の方々との情報の共有に取り組んでいきたい。

その他、学生支援緊急給付金の仕組みについての意見交換等が行われました。

また、最近は、特にHPからの相談欄に、「奨学金等の知識がなく、大変困っている」、「実際の手続きの仕方が分からない」等といった基本的な内容の相談が多く寄せられています。その中でほとんどの皆さんが相談会(個人的なものも含め)の開催を希望されています。既に10月24日の足立区教育委員会共催で区民の皆さんを対象にした相談会は決定しておりますが、今年度の事業計画にもあるように多くの皆さんからの相談を受けられるようにしたいと考えています。

 

―了-

 

 

若者の進学応援プロジェクト会報 第19

2020年4月27日

 

会員及び関係者の皆さまへ

足立区と奨学金等の説明・相談会の講師派遣への協定締結!!

新型コロナウイルス感染症の拡大を阻止するため、緊急事態が全国を対象に宣言され、一部の業種については法律に基づいて営業の自粛が要請されています。これ以外にも、国民に対して外出自粛、在宅勤務の要請などが行われています。学生からは、保護者の経済事情が悪化した、アルバイトの仕事先が無くなった、勤務時間が減って収入が激減したなどで、進学や学業の継続が困難といった声が多く発せられています。

このような厳しい状況の時こそ支援策の出番です。色々な支援制度を探して、自分にとって有利で利用できる支援策を検討し、申し込むなどして、学業を続けることを諦めないでもらいたいと祈るような気持ちになります。

 

WSOPは進学や修学支援等の情報の周知に取り組んでいますが、学生を取り巻く経済環境が急速に厳しくなる中で、我々の活動はこれまで以上に重要になると思います。

テキスト ボックス: 協定書の締結(足立区定野教育長(左)と)WSOPは、できる限り色々な方法で活動の幅を広げたいとの思いから、行政との連携や学生支援に取り組んでいる他のNPO等との連携を求めてきました。この一環として、4月2日に足立区教育委員会と「足立区内高等学校における奨学金等説明会への講師派遣等に関する協定書」を締結しました。

テキスト ボックス: 令和元年10月26日足立区での説明資料(表紙)昨年10月26日、足立区教育委員会と共催で「奨学金等の進学資金説明・相談会」を開催しました(会報第16号)。この説明・相談会が区民の方々から好評だったことから、足立区教育委員会からより確かな連携関係の構築ということで、協定締結の申し出がありました。

 

足立区は、進学資金を必要としている者が自己の状況に合った支援制度の利用を支援するため、足立区域内の11の高校や区の庁舎内で開催する奨学金等の説明会及び相談会を実施しています。協定は、この説明会・相談会において、様々な進学資金支援制度等の説明及び相談業務を行う講師及び相談員にWSOPから担当者を派遣することを定めたものです。

 

足立区は、国内で最も先進的な修学支援策を講じられています。

テキスト ボックス: 足立区との協定書多くの地方公共団体は経済的に厳しい学生への奨学金制度は持っていますが、足立区の奨学金制度は以下のように充実しています。

通常枠奨学金制度:成績などの条件がある一般的な奨学金制度。

学校長特別推薦枠奨学金制度:学校長が特別に推薦して奨学金を貸与。

一部償還免除枠奨学金制度:区の奨学金の返済を一部免除

(助成制度として)

奨学金返済支援助成制度:日本学生支援機構の第一種奨学金の返済額の半額を支援

大学等入学準備金支援助成制度:日本政策金融公庫の国の教育ローンの融資を受けた保護者へ15万円を限度に助成

そして、このような支援策が各家庭に浸透し、利活用されるよう、区内の高等学校等での奨学金等の説明会及び相談会につながっていきます。

ここまで学生の修学支援策が充実した地方公共団体はあまり聞いたことがありません。 

 

足立区の定野教育長は本協定の締結の際に、「経済的に厳しい状況に置かれた子どもがその状況から脱出するのには教育が非常に大事であり、それを支援することが区として重要なことである」と話されていました。

このように教育を重視され、学生への支援に熱心な足立区との協定は、WSOPにとって非常に意義のあることです。

WSOPは、足立区内での活動として、色々ある一般的な進学支援について説明すると同時にこれら足立区独自の制度についてもしっかり説明して行きたいと思います。

 

これからも、生徒や学生支援に取り組んでいる地方公共団体や熱意のあるNPO等と連携を強化し、協力し合いながら進めていきたいと考えています。

 

  若者の進学応援プロジェクト会報 第18若者の進学応援プロジェク      2020年4月7日 

会員及び関係者の皆さまへ

『奨学金等の進学資金相談会』を江東区で実施!!
同日開催予定の説明会はコロナウイルス感染症
拡大防止のため、中止!!

 

会報第17号で開催までの経過をお知らせしましたように、3月21日に江東区の総合区民センターにおいて「奨学金等の進学資金相談会」を実施しました。

 

 

テキスト ボックス: 会場に掲示したポスター

 

 

江東区での相談会は昨年度も行いました(会報第11号参照)が、今年度の実施に当たり江東区教育委員会に後援の相談をしたところ、説明会の実施も検討してほしいという要望があり、「奨学金等の進学資金説明・相談会」として開催することとしていました。

当初、説明会を自由参加(予約不要)で行い、その後事前の予約を頂いた方を対象に相談会を行う予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策として全ての公式行事を中止・延期とする江東区の方針を尊重し、説明会は中止としました。

相談会については、説明会中止決定の2日前から予約の受付を行っており、既に予約を頂いていた2組に限り相談を受けることにしました。この相談には、6名の運営委員で担当を分担して対応し、お二人からは非常に喜ばれました。

若者の進学応援プロジェクト(WSOP)のホームページに今回の説明・相談会の特別ページを開設し、また江東区報で周知していただいたこともあって、ホームページに100件近いアクセスがあり、電話での照会もあるなどこれまでになく大きな反響でした。説明会中止、相談会規模縮小とならなければ、多くの方の参加があったものと思います。

 

【相談会実施概要】

日時:2020年3月21日() 14:30~15:30

場所:江東区総合区民センター第2研修室

(都営地下鉄新宿線西大島駅) 

主催: NPO法人若者の進学応援プロジェクト

後援:江東区教育委員会

 

テキスト ボックス: 相談者(後ろ姿)と相談に対応する運営委員

 

【相談会で主な質問】

<相談者Aさん

・奨学金(給付と貸与の両方)の採用が決定している。貸与分は返還が必要であり子供に返還の負担をかけたくない。どのようにしていけばいいか。

・下の子の進学も控えているので、今度進学する子供にだけにこれまでの貯えた資金の全部を使うことは出来ない。どうすればいいか。

<相談者Bさん>

・大学進学のための資金が心配なため、相談会に申込みした。どのような奨学金や、進学支援があるのか知りたい。

 

【WSOPからお二人への助言】

・進学先の大学で色々な給付奨学金の募集があるので、利用可能なもので最も有利な奨学金を探すこと。

・子供さんの学費やその他生活費を算出し、収支計算し本当に不足する分について貸与奨学金で補うことを考える。

テキスト ボックス: 相談者に対応する運営委員

 

・入学金などについては、日本政策金融公庫などの親が借りる形の融資もある。

・相談者(親)の老後資金・住宅資金などに必要な金額も考慮して子供さんへの資金援助を考えることも必要。

・機構の予約採用の選考基準(成績)は、高校1・2年生時の成績であること。

・第種奨学金には利息がないこと、第二種奨学金の利息は民間のローンに比べ低廉であること

・返還が困難になった時のセイフティーネット(減額返還や返還猶予等)が充実していて、状況に応じて速やかに手続をすること等について、説明した。

 

【相談を受けた感想】

相談者は支援制度について、よく調べられていた様子であった。しかし、給付奨学金や貸与奨学金、教育ローン、返還の猶予制度等トータルな説明を受けたことが無かったようで、全体が見通せて安心された様子だった。

これまで、お一人で悩み・不安に感じられていた状況を理解し、それぞれの課題について一緒に考えることで相談者の心配も少し和らいだように見え、お二人とも我々の対応について、非常に感謝されていた。

相談者は両方とも、一人親で収入を得るために懸命に仕事を続けられているようだった。その結果、家計収入で給付奨学金の基準を超えられていた。このような例は、この相談会以外でも我々への質問・相談で多く見られた。

相談者の立場になり、我々の持つ経験と知見を基に一緒に考えるような機会の重要さを改めて感じた。また、今後の説明会・相談会を開催に当たっては、広報(保護者の方に広く知っていただく)の上でも行政との連携協力が重要だと感じた。

 

若者の進学応援プロジェクト会報 第17

2020年3月18日

会員及び関係者の皆さまへ

江東区『奨学金等の進学資金説明・相談会』を開催!!

新型コロナウイルス感染防止対策に協力して規模は縮小

昨年、中国から感染が拡大していた新型コロナウイルスによる感染症が今年の1月頃からアジア各地、少し遅れてヨーロッパ、北米と全世界に拡散し、まだ収束が見えない状況になっています。世界的な人の流動がかつてない規模で活発になっていることの反映であると思います。日本でも政府から全国の学校の休校や不特定多数が集まるイベントの自粛が要請されるなど、人々の日常生活に大きな影響が及んでおり、さらに経済不安が世界を覆っています。

人々の気持ちも沈みがちになる中ですが、確実に春は訪れてきています。東京の桜は観測史上最速で開花し、高校3年生には巣立ちの第一歩となる大学等の合格発表のニュースが報じられる季節になりました。

進学する学校が決まると入学金や授業料の金額が現実のものになり、その金額が支払えない、親からの支援も期待できないという高校3年生からの相談が増えてくるのもこの時期です。

色々な制度の活用などアイデアを巡らして考えうる手段の全てを伝えるのですが、この時期になっては難しい、間に合わないなどといったこともあり、なぜ早く相談してくれなかったのかなど、やるせない気持ちにもなります。

今年はその中で、新しい修学支援制度の第一区分(学費と生活費の大半を賄える金額)に採用されたという知らせがあるとホッと胸を撫で下ろし、この新制度の授業料減免と給付奨学金が役に立って進学できる学生が存在することを確認できました。

 

WSOPは3月21日(土)に江東区において、『奨学金等の進学資金説明会・相談会』の開催に向けて、区の教育委員会と協議を進めてきました。昨年10月に足立区と共同で説明・相談会を開催しましたが、それに続く今年度2{C}{C}{C}回目の開催です。WSOPとしては初めて本格的なチラシ(ポスター)を作成し、江東区内の公共施設に配置するなど準備を進め、相談の事前予約の受付を始めていました。しかし、新型コロナウィルスの感染拡大防止対策として全ての公式行事を中止・延期とする江東区の方針を尊重し、説明会は中止とし、相談会については予約済の方のみ相談を受けることにしました。ただし、中止を知らないで来場する高校生や保護者のため、当日は会場に待機し、説明資料と日本学生支援機構や日本政策金融公庫のパンフレットを手渡し説明するとともに、簡単な質問も受けることにし、混乱や来場者の落胆を防ぐことにしました。

 

文化センター等のチラシ配置状況

 

江東区【説明会・相談会実施概要】

日時: 2020年3月21日()

説明会(13:30~14:15(中止)

相談会(14:30~16:00) 

場所: 江東区総合区民センター 第2研修室

主催:  NPO法人若者の進学応援プロジェクト

後援: 江東区教育委員会

(3月1日付の江東区報に開催案内掲載)

 

WSOPは関係する目的を持つNPOや行政との協働を志向してきました。10月の足立区との共同で開催した説明・相談会や今回の江東区の後援を得ての説明・相談会はその一つです。現在、子どもの教育支援活動を行なっているカタリバなどとの連携、足立区教育委員会との間で区内高校や区庁舎での説明会に関する協定書の締結を進めています。

奨学金等の進学資金について高校生や保護者の心配・不安に寄り添う形での支援が一層求められているように感じます。

 

若者の進学応援プロジェクト会報 第166号

2019年11月11

会員及び関係者の皆さまへ

足立区と共同で『奨学金等の進学資金説明会・相談会』を実施しました。

足立区教育委員会との共同開催の『奨学金等の進学資金説明会・相談会』(開催予定を会報第15号で既報)を1026日(土)に実施しましたので、報告します。

当日は、若者の進学応援プロジェクト(以下、WSOP)で用意した資料を基に説明し、また相談会では運営委員5人で対応し様々な内容のご相談を受け、区、区民の方から高い評価を頂き、充実した内容の催しとなりました。

これまでは、単独で高校生の保護者等へ奨学金等の経済支援策について説明会や相談会を行ってきましたが、地方公共団体との共同開催は初めての取組で、準備段階から貴重な経験を得ました。また、2020年度導入の国の修学支援政策の担当部署である文科省高等教育修学支援準備室の鍋島主任大学改革官が本説明会・相談会の見学に来訪され、説明会の冒頭にご挨拶を頂くことができました。

 

【説明会・相談会実施概要】

日時: 201910月26() 説明会(9:30~1015) 区民約30人参加

相談会(10:30~12:00)9組(うち2組キャンセル)

場所: 足立区こども支援センターげんき5階 研修室3

主催:  足立区教育委員会、 NPO法人若者の進学応援プロジェクト

 

【足立区での説明会・相談会実施までの経緯】

71日、足立区教育委員会を訪問しWSOPの活動を説明しました。その後、進学資金についての説明会に加えて相談会を開催する必要性を感じていた区教育委員会から、共同開催の申し出があり、実施に向けた協議を行いました。

910日、足立区のHP説明会・相談会開催が公表されました。説明会は事前申込み不要の自由参加、相談会は予約制で、相談会への申込みは9組あり、相談時間20分、3つのブースにおいて各3組の相談を受けることとしました。

WSOPは、当日対応できない運営委員も含めて当日資料のチェック、相談への回答内容の確認等をメールで行う他、927日、1011日の2回、準備会を開き万全を期しました。

【説明会・相談会の経過と質問内容】

説明会には、土曜日の午前9時半という時間にも関わらず約30人の区民の方が来られました。区教育委員会の司会による開会、文科省鍋島氏の簡単な説明の後、WSOPから石矢が約45分間の説明を行いました。

相談会では、3つのブース(5人の運営委員)で7組の相談を受けました。2020年から実施される国の修学支援制度についての質問も多く、関心の深さが感じられました(下に文科省HPのアドレス)。

相談会での主な質問は以下の通りです。

(1)子供がどのような奨学金の対象になるのか。

(2)奨学金等の申込から振込までのスケジュールを知りたい。

(3)在学期間の生活費にも不安があり、奨学金の返済も心配。

(4)在学期間中に収入が増えた場合、奨学金の減額、打ち切りはあるのか?

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【出席者の感想(足立区のアンケート調査から)】

〇奨学金について、学校やネットで見聞きしているが、今回の説明や頂いた資料等はとても分かり易く参考になった。

〇奨学金の返還の事も知らない事があり、参加して良かった。

〇今(高2)この時期に、相談できて良かった。

〇細かい数字が判りやすく説明されて大変参考になった。

〇どの奨学金制度等が対象になるのか分からなかったが、今日の説明で前向きに検討しようと思う。

〇今まで誤解していたので申請もせずに終わっていたと思う。相談して良かった。

〇分かり易く教えてもらい相談に来て良かった。

等との感想があり、参加された全員の皆さんからお礼の言葉がありました。

 

【実施しての所感】

説明会では奨学金等の一般的な制度の説明等を中心に行いました。個々の相談者には色々な状況があります。今回はその状況の中でより適した奨学金等の利用について相談者と一緒に考える事ができました。

質問や感想からもお分かりのように、一般的な質問の背景に個別の事情があり、個別の質問の中に全般的な理解で解消できるものもあります。全般的な理解の増進とともに、相談の受け皿として当プロジェクトの存在を多くの方に知っていただき、利用していただくように活動を広めなくてはならないと改めて感じました。   ―了-

参考高等教育の修学支援新制度の高校生・大学生向け特設HPhttp://www.mext.go.jp/kyufu/index.htm

 

若者の進学応援プロジェクト会報 第15報 第15

2019920

会員及び関係者の皆さまへ

足立区と共催で説明会・相談会を開催します。

 

現在、若者の進学応援プロジェクト(WSOP)は足立区教育委員会との共催事業として進学資金説明会・相談会を計画し、準備を進めています。

7月1日と8月26日の両日、当プロジェクトの3名の運営委員と足立区の教育委員会のスタッフが打ち合わせを重ね、9月10日の足立区のHPにおいてその開催の情報が公開されました。

同区教育委員会から公表されました概要は以下の通りです。

事業名:奨学金等の進学資金説明会・相談会

場 所:足立区こども支援センターげんき5階 研修室3

日 時:令和元年10月26日(土)午前9時30分~正午

     説明会 9時30分~10時15分

     個別相談会 10時30分~正午

対 象:足立区在住の進学予定(1年~3年生)の高校生とその保護者の方

申込み:個別相談会のみ 9月11日~9月30日まで

    (説明会は申し込み不要、当日直接会場へ)

申込先:個別相談会のみ足立区教育委員会学務課助成係(区役所南館5F

 

同区教育委員会との打ち合わせで、WSOPが説明会と個別相談会の内容を担当することとなり、現在準備を進めています。

当日は、まず説明会を開催し、その後個別相談会を行うこととなっています。説明会では、全体的な理解を得ていただけるよう、資料を用いながら進学に要する費用と来年度導入の修学支援策も含めた奨学金制度などの概要について説明を行う予定です。その後、個別の相談がある方の相談に応じていく予定です(この相談を希望する方は、足立区教育委員会の担当係に事前に申しこむことが必要です)。

 

足立区のホームページを紹介しますので、詳細をご覧ください。

https://www.city.adachi.tokyo.jp/gakumu/r1-soudankai.html 

また、WSOPのホームページでも紹介させていただいています。

http://www.singakuouen.jp/15680980133240 

 

下記は足立区内の高校や公共施設で配布されているチラシです。

 

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足立区は昨年度も進学資金に係る説明会を開催したそうですが、区民の方からの個別相談に応じる体制がなかったということで、足立区の必要性とWSOPの活動がマッチしたことが今回の共同での開催の原動力になりました。

このようなイベントにはこれからも積極的に参加・協力します。このようなイベントの計画等ありましたら、当プロジェクトの活用を推薦いただくようにお願いします。

これからもご支援・ご協力をお願いします。

―了(今号はユニバーサルデザインの字体を使用)-

 

 

 若者の進学応援プロジェクト会報 第14若者の進学応援プロジェクト会報 第14

201985

会員及び関係者の皆さまへ

新しい修学支援制度について勉強会を開催しました。

大学等における修学の支援に関する法律については関係の政省令が公布され、20204月の実施に向けて準備が進んでいます。

この修学支援制度は、一定の条件を満たす者が一定の条件を満たす大学等に在学する場合に対象となるものですが、給付奨学金と授業料等の減免がセットになったもので、非常に画期的なものだと思います。現在の準備状況は次のようになっています。

(1)給付奨学金の申込み

  機構への推薦期限 89日(間に合わない場合は913日)

  (学校の締切日は、機構の期限に間に合うように学校が設定します。)

  選考結果通知 12月上旬(89日を過ぎた推薦分は1月下旬)

(2)大学等の確認の申請

  文部科学大臣等への提出期限 725

  (提出した申請書類等を自校のHPで公開している大学等もあります。)

  確認大学等の通知・公表 920日ごろ

 この準備の進展に合わせて、以前に公表されていたQ&Aも改訂、増補されて、これまで検討中とされていた事柄の多くが明らかになっています。

このような事情の下、若者の進学応援プロジェクト(WSOP)においては、修学支援制度についての理解を十全にするため、会員対象の勉強会を開催しました。

勉強会では、修学支援法の関係法令、文部科学省やJASSOから出されているQ&A(高等教育の修学支援制度に係る質問と回答等)、給付奨学金案内等の資料、これまでにWSOPに寄せられた保護者等からの主な質問等の一覧を使用しました。

会では、会員の中からお願いした講師が資料を順次読み込みながら説明を加え、その後出席会員から疑問点や確認したい点の質疑を行いより明確にするとともに、これまでに保護者からWSOPに寄せられている主な質問についても話し合いました。とかく関心がある点を中心にした拾い読みになりがちですが、このように通読し、疑問点を出し合い、解消し、その内容を共有することによって、新しい制度への理解が進んだと思います。

勉強会で改めて確認した点、既存のJASSO奨学金との違いの主な等について紹介します。

・修学支援制度は「急速な少子化の進展への対処に寄与することを目的とする」とされていること(修学支援法第1条)。

・対象者は、予約採用、在学採用とも高校卒業後2年以内であること。従来、給付奨学金は予約のみ、貸与奨学金の在学採用ではこのような制約はなかった。

・第1種貸与奨学金(無利子)について、上限額(給付奨学金の区分によっては貸与額が0円になること)があること。

・家計支持者と呼称されていたものが生計維持者と変更されていること。

また、これまで寄せられた保護者からの主な質問等の一部をご紹介します。

・収入が増えたら給付は停止されるのか。転職して生活向上をさせたいが、収入は幾らまでにすべきか?

・離婚すれば生計維持者は一人になるのか?

以上のような質問の他に、給付と貸与を同時に申し込むが、それぞれの収入基準に係る証明書が違うので分かりにくいというようなご意見も頂いています。

これまで運営会議に合わせて最新の情報にキャッチアップするため研修会を行ってきましたが、本格的な勉強会の開催は初めてでした。今回は会員対象として実施しましたが、一般の方からも参加の希望がありました。

多くの方々がこの制度に関心を持っており、正しく伝えていくことの責務が大きいと感じました。

―了(今号はユニバーサルデザインの字体を使用)-

    会報 第1                                                3号  若者の進学応援プロジェクト会報 第13

2019年7月4日

会員及び関係者の皆さまへ

 

4回若者の進学応援プロジェクト総会を開催しました。

元号が令和に改まってから2か月が過ぎ、令和に少しずつ親しみが増しているようなこの頃です。皆様、いかがお過ごしでしょうか。

当プロジェクトは、614日、中央区銀座区民館において第4回総会(定例総会)を開催しました。

会員19名中委任状も含め18名の出席で、1.平成30年度事業報告、2.同収支決算、3.令和元年度事業計画、4.同活動予算、5.顧問に関する規程、6.運営委員に関する規程が議題とされました。総会においては、事業報告、収支決算、事業計画及び活動予算、また2つの規定についてそれぞれの担当理事から説明があり、審議された結果、すべて原案通りに承認されました。

事業活動報告、事業計画などの中から取組の幾つかを紹介します。

昨年度においては、ホームページを充実し、埼玉県の高校のPTA総会や宮城県の大学のオープンキャンパスで奨学金説明の講師を務め、また江東区において同区の後援を得て当プロジェクトとして初めての相談会を開催しました。これらの結果、ホームページへのアクセス数も増加しています。なお、新たに4名の方が入会し、1名の方が退会されました。

今年度は、インターネットを通じた情報提供の充実を図るためブログの新規開始、相談会の開催回数の1回から2回程度への増などを行うこととしています。

本プロジェクトの事務所の経費は、事業と管理の両方に深くかかわることから、東京都ボランティア市民・支援センターの指導に基づき、従事割合に基づき事業費と管理費に按分して計上することとし、この按分比について総会で説明し、承認されました。

顧問については、本プロジェクトの発起人でもある遠藤勝裕日本学生支援機構理事長が昨年度末に同機構理事長を退任されましたので、この機に同氏を顧問に委嘱したい旨説明をしました。

以上の説明などに対して、出席者から次のようなご意見がありました。

当プロジェクトの活動は活発であるが、保護者からの照会は機構の奨学金の内容が多い。機構の奨学金に関する情報がシステマチックに得られ、安定的に情報を周知できるような仕組みを考えるべきである。

財務状況では30年度は9万円の赤字であった。社会的な期待や使命があることを考えると機構等に資金協力を求めるとか、ファンドレージングを行うとか幅広く資金を得る仕組みを検討すべきである。

以上の貴重なご意見等を頂き、無事終了することができました。

 

会報第9号(2019310日)で既にお知らせしていますが、来年度から修学支援として給付奨学金が大幅に拡充されます。

現在、高校では来年4月からの給付奨学金の申込の時期となっています(今年度の申請の締切は、89日とされています)。その手続きで大変だと思います。保護者の方からも率直な疑問・質問を頂くことがあります。また、学校の担当の方から、上手く事務処理ができるだろうかと不安なお気持ちをお聞きすることもあります。

民間の奨学金団体の方からの給付奨学金についての照会も多くなっています。

新しい修学支援策に関しては、文字通り新しいものですので、きちんと勉強して理解することの必要性を感じています。総会の場でもご案内しましたが、726日(金)に勉強会を開催することを計画しています。詳しいことは、会員の方には別途お知らせします。多くの会員の方の参加をお待ちしています。

―了-

若者の進学応援プロジェクト会報 第12号

若者の進学応援プロジェクト会報 第12

2019530

会員及び関係者の皆さまへ

 

年号が平成から令和に改まり、気持ちを新たに様々なことに取り組んでいく、そのような時代が始まりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。

そのような令和の幕開けとして、515日(水)に埼玉県の高等学校で、保護者の方を対象にした講演会の講師を務めました。

 

この高等学校は、1919年に創立され今年で101年目になる歴史ある高校です。全日制と定時制からなり、全日制は女子だけ、定時制は男女共学です。全日制の入学定員は1学年280人で、卒業生の大半は大学、短期大学、専門学校に進学します。

昨年5月にこの高等学校からの依頼で講演を行っています。高等学校での講演は同校が最初でした。昨年の講演が好評だったことから今年も是非講演をお願いしたいと依頼を受けました。大変ありがたく思います。

今回の講演は、5月15日(水)の午後5時から、同校の視聴覚室において、進学を控えた高校3年生の保護者を対象に、奨学金とAO入試をテーマに行われました。本プロジェクトは奨学金の部分の講師を依頼されました。当日は、石矢が同校に赴き、講演の実施に当たりました。

平日の夕方という出席しにくい時間帯にもかかわらず、講演会に出席された保護者の方は約45人、それに先生方が4名でした。奨学金の説明の時間は約50分でしたが、本プロジェクト作成の講演資料を全参加者に配付し、これを用いながら『最近の教育費、奨学金等の学生への経済的支援策について』をテーマに説明を行いました。

本プロジェクトの講演に続いて、高等学校からAO入試について説明が行われました。そのような中でしたが、講演終了後、多くの保護者の方から質問をいただきました。主な質問は以下のようなものでした。

   作業療法士には返還支援制度はないのか?どう調べたらよいか?

   第一種の収入基準について?

   収入基準は毎年、チェックされるのか?

   進学先がまだ決まっていないが予約の申し込みは出来るのか?

   予約の申し込みをしたが進学しない場合はどんな手続きが必要か?

等でした。


皆さん、熱心にメモを取られ、真剣な表情で話を聞かれていました。奨学金や進学への関心の高さを感じることができました。時間は短時間であったものの、時間に合わせて当日話す内容を精選し、重要な箇所は丁寧に説明させていただいたことなどもあって、保護者の方に理解を深めていただけました。修了後、同校の担当の先生からメールを頂き、わかりやすい説明で好評でした。」と評価を頂きました

大学等の修学支援に関する法律が公布され、授業料減免と給付奨学金の支給が行われます。これへの予約採用の申込みも夏には行われる見込みとされています。高校生や保護者の間でますます奨学金に対する関心が高まっていくと思われます。 

 この新しい仕組みでは高等学校が大きな役割を果たすことが期待されていますが、関係者の間に不安があるとも聞きます。昨年度の講演の後、同校の先生から「多種多様なことが学校に任せられている今日、やはり、外部の専門的な方々の力がとても助かることを実感いたしました」との感想を頂いています。本プロジェクトでは、関係の諸制度等についての情報を的確に収集整理し、必要としている高校生や保護者の方の求めに応えていきたいと思います。

 皆様の周囲で講演会、説明会を必要としている学校やPTA等がありましたら、本プロジェクトをご紹介していただければ幸いです。

 

 

 

若者の進学応援プロジェクト会報 第11号

2019年4月12日

 

会員及び関係者の皆さまへ

『奨学金等の進学資金説明会』を実施しました

これまで高校生の保護者への奨学金等の経済支援策について色々な場所で説明を行ってきましたが、特に要望の多かった江東区において、区教育委員会の後援を得て『奨学金等の進学資金説明会』を実施しましたので報告します。

 

【相談会実施概要】

日 時:2019年3月22日() 13:30~16:00

場 所:江東区総合区民センター(都営地下鉄西大島駅上)

主催団体: NPO法人若者の進学応援プロジェクト

後援:江東区教育委員会

 

【進学資金説明会実施までの経緯】

 相談会の開催も活動の一つに入れていますが、これまで実績はありませんでした。経験を積むことなども狙いに、運営会議での協議を経て開催しました。

開催までの経緯は以下の通りです。

・2月19日、相談会の開催について運営会議内で協議を開始。

・2月25日、相談会の開催及び後援名義について江東区教育委員会に相談。

・2月27日、江東区教育委員会を訪問。説明会の実施概要について説明、後援申請書を提出。

・3月8日、教育委員会から承認の通知。

・3月10日、相談会のチラシを作成、江東区の図書館、文化センターを中心に配置。同時に当プロジェクトのホームページに相談会実施を掲載、参加申込みのページを開設。

ホームページの相談会のページへのアクセスは相談会前日までの10日間に50件程ありました。また、ホームページ等を見た人から、当日事情で行けないのでということで相談会の前に相談がありました。広報期間が短期間で、また広報手段も限られたものでしたが、反響はこれらに比べれば大きかったと思われます。

 

323日、相談会を開催。

・4月4日、実績報告書を江東区教育委員会に提出。

 

【相談会の経過と質問内容について】

相談者からは事前の予約を頂き、3名の運営委員で対応しました。

事前に相談を済ませた方もいて、当日の訪問者はわずかでしたが、受けた相談は基本的なものから将来の返還月額やこれからの手続きの方法など具体的なものまで様々でした。

主な質問は、相談会の開催前に受けたものも含め以下の通りです。

(1)将来、介護職に就きたいが進学資金について教えてほしい。

(回答)一般的に、日本学生支援機構の奨学金(給付・無利子・有利子)の利用が考えられるが、東京都内での介護系への進学や都内での介護職への就職を考えるのであれば、都の介護支援制度がある。詳細は進学予定の学校と都のホームページを参照して確認していただきたい。

(2)奨学金制度とはどういう制度なのか?

(3)国の奨学金制度は何処が実施しているのか?

(4)家から都内の私立大学に進学予定であるが、費用はどの位か?

(5)高等教育の無償化の給付型奨学金と授業料減免について?

(6)給付型が該当しない場合、貸与型では月にいくら位借りられるのか?

(7)借りた金額と返還する月額について説明してほしい。

(8)大学の授業料減免や大学や企業の奨学金制度についてはどう調べるのか?

(9)子供は高校3年生であるが、この先どう言った手続きが必要か?

(10)それらの手続きはいつ行うのか?

 相談を終わった後、奨学金の事等が良く分かり、色々な不安も無くなりましたと大変喜んでいただきました。

 

【感想及び今後の取組】

〇当日の訪問者は東大島図書館の入り口に置いてあった相談会のチラシを見て、チラシに記載してあるホームページのアドレスに一度アクセスしてプロジェクトの内容を確認した後に申込みをされていました。こういったイベントにはホームページやチラシ等、色々な周知方法をとる事が重要であり、そのことが我々のプロジェクトの信用を強化しているように思えました。

〇相談者の疑問は基本的な内容も多く、説明者も基本的な概要をまず説明することの必要性を認識しました。また、新たに教育の無償化等の導入も予定されており、当プロジェクトの活動の重要性を再確認する相談会でした。

〇チラシの設置その他広報の目的に周辺の公共施設や高等学校を訪問しました。各施設では好意的な反応を頂き、我々の活動への期待があることを感じました。

〇今回の相談会実施で相談会への期待、開催の手順等が確認できたので、2019年度において複数回、複数地域での開催を検討していきます。

 

―了-

若者の進学応援プロジェクト会報第10号

2019年3月29日

 

先日、日本学生支援機構が認定しているスカラシップアドバイザー数名を含むファイナンシャルプランナーの勉強会で約2時間の講演を行いましたので、報告いたします。

この講演は世田谷区のファイナンシャルプランナーの勉強会のグループが主催し、最近の知っておくべき課題について、それぞれの専門家から説明を受けるというもので、当日は当プロジェクトの石矢がメインタイトルは『最近の教育費事情と色々な進学支援策について』 サブタイトルとして【家計の教育費の負担軽減と、奨学金返済への不安軽減の為に!!】と題して2時間にわたり説明しました。

 

講演概要

日 時:2019125() 講演183020:20 質疑20202050

場 所:世田谷区の区民センター

参加者:ファイナンシャルプランナーの勉強会 会員20

 

講演の内容等

1830分に始まり、1930分まで教育費事情と支援策について説明。10分休憩

1940分から2020分まで奨学金について貸与・返還の詳細と教育費の無償化

の動きについて説明。

主な説明としては

1.進学に係る教育費について

2.学生への経済支援策

3.奨学金制度等の最近の傾向

4.国・日本学生支援機構の奨学金制度

5.奨学金制度で知っておくべき内容

6.まとめ(奨学金制度への対応と国の政策)

 

この講演の中では、奨学金の返済が不安で奨学金の申請や進学すること自体を

ためらっているような若者に少しでもその不安を軽減して修学に励んでもらえるよ

うにすることと、教育の無償化政策などで大きく変化している学生支援策の今後の

動きについて、特に詳しく説明させていただきました。

 

 

〇 質疑(2020分から50分まで)

1.       大学院の給付型奨学金について(給付型奨学金の予定はないのか?)

〔答 現在機構の奨学金には給付型はない。既に業績免除制度はある。〕

2.      大学院の業績免除について詳細を教えてほしい。

〔答 第1種だけ、財政規模、対象人数等について回答〕

3.     機関保証制度について(保証料はどの程度か、どちらが有利か)

〔答 貸与月額の1種3%~2種5%程度、一概には言えないが、手続き上の煩わしさや、長い返還期間を考慮すると個人的には機関保証がいいと思う〕

4.     保証人などへの請求について(保証人への請求はどのようにされるのか)

5.     学力基準について(5段階評定に妥当性はあるのか?)

6.     収入は何で分るのか(事業所得との公平性は?)

〔答 区役所等が発行する所得証明等で分る。税制上の考えが基本である〕

7.      進学後の奨学金の申込について(可能か?)

8.     DV等で保護者から逃れて祖母と暮らしている場合の家計は?

〔答 本人が祖母の被扶養で家計支持者であれば、祖母の収入〕

9.     返還猶予特例について、どのような学生が適用になるのか?

10.   専門学校で奨学金の貸与は可能か?

11.     奨学金についての相談は具体的にどの機関の何処にすればよいか?

 

以上の他にも、簡単な質問も多くあった。講演終了後も個別に質問が続き、主催者側から、質問を切り上げるよう質問者に促すほどでした。

今回の講演は奨学金等の経済支援策にについて時間をかけて丁寧に説明できたことで聞き手の理解が深まったと思われる。それぞれ課題を持って聞きに来た人、講演を聞いてより深く興味がわいた人等が多く、手ごたえのあるこれまでにない講演会でした。

 

 

 

 

 

 

 
  

 

会報第9号 高等教育無償化の制度の概要について

若者の進学応援プロジェクト会報第9

2019310

 

昨年1228日、「幼児教育・高等教育無償化の制度の具体化に向けた方針」が発表され、一定の条件に該当する場合に、大学等(大学、短期大学、高等専門学校、専門学校)の授業料及び入学金を減免し、合わせて給付型の奨学金を支給することが明らかになりました。

今回の措置は大学等にも一定の要件を課すため大学等に関心が集まっていますが、高等学校にも、子供たちが大学等でしっかり学べる力を身に付けること、それが身に付いていることの確認が求められ、しっかりした対応が必要となるのではないでしょうか。子供たちも、保護者も、そして全段階の教育機関が、各自の責任をより果たすことが求められていると思います。

現在、この措置を実施するための法律案が国会に提出されています。法案の成立後に関係の政令・省令、様々な基準等が定められ、より具体的に進むと思われますが、ここではポイントを現時点で分かっている範囲で説明させていただきます。

 

1.無償化の趣旨

 今回の高等教育無償化の趣旨として、以下のように示されています。

 低所得世帯の者であっても、社会で自立し、活躍することができる人材を育成する大学等に修学することができるよう、その経済的負担を軽減することにより、我が国における急速な少子化の進展への対処に寄与するため、真に支援が必要な低所得者世帯の者に対して、①授業料及び入学金の減免と②給付型奨学金の支給を合わせて措置する。

ここからは、社会で自立し、活躍することができる人材を育成する大学等に修学できるようにすること、対象者は真に支援が必要な低所得者世帯の者であることなどが読み取れます。そして経済的負担を軽減することがうたわれています。また、このことで少子化への対処に寄与することも目的とされています。

 

2.誰が支援されるのか

 支援の対象となるのは、真に支援が必要な低所得者世帯の者です。また、学業・人物に係る要件もあります。全部の学生が対象になるわけではありません。

(1)真に支援が必要な低所得者世帯の者

 住民税非課税世帯及びそれに準ずる世帯の学生とされています。基準となる収入金額は家族構成等によって異なりますが、両親・本人・中学生の4人世帯の場合で、下表のように示されています。

区分

年収の基準(目安)

住民税非課税世帯

年収約270万円が上限

準ずる世帯

年収300万円※1未満又は300万円以上380万円未満※2

1年収300万円は目安。市町村民税の課税標準額×6%から調整控除及び調整額を差し引いた額の世帯(学生本人を含む)の合計が25,600円未満となる世帯

2年収380万円は目安。上記の計算額が51,300円未満となる世帯 

(2)学業・人物に係る要件を満たす者

 今回の措置の目的に鑑み、支援を受ける学生に対しても要件が課されます。

 進学前の明確な進路意識と強い学びの意欲や進学後の十分な学習状況を見極めた上で学生に対して支援を行うとされています。大学等への進学後は、その学習状況について厳しい要件が課され、この要件に満たない場合、支援は打ち切られます。

 

3.どのような減免や奨学金支給なのか

 「①授業料及び入学金の減免と②給付型奨学金の支給を合わせて措置する」とされていることに注目してください。授業料等の減免と給付型奨学金の支給がセットで行われることになります。片方だけ支援されるということはありません。

(1)授業料及び入学金の減免-住民税非課税世帯の者で大学入学の場合

 減免される金額の上限額は下表のようになります。紙面の都合で1つの例だけ載せています。他の例は、若者の進学応援プロジェクトのホームページでご覧いただけます。

 

授業料

入学金

国公立 大学

54万円

28万円

私立  大学

70万円

26万円

(2)給付型奨学金―住民税非課税世帯の者で大学入学の場合

 給付型奨学金は、日本学生支援機構が各学生に支給することとされています。その年額は下表のようになります。他の例は、若者の進学応援プロジェクトのホームページでご覧いただけます。

 

自宅生

自宅外生

国公立 大学・短大・専門学校

35万円

80万円

私立  大学・短大・専門学校

46万円

91万円

(注)高等専門学校の学生については、大学生の5割~7割程度の額を措置する。

 

4.どのような大学等が対象となるのか

 以上の支援措置は、一定の要件を満たしている大学等に入学した学生に対して適用されます。要件としては、学問追究と実践的教育のバランスが取れていること、経営に問題のある法人が設置する大学等ではないことが挙げられています。

要件を満たしている大学等は、今後公表される予定です。

 

5.実施の時期

 実施の時期は20204月です。2020年度の在学生(既に入学している学生も含む)から対象になります。

 

 

【会報第8号 2019年度奨学金・授業料減免予算について

若者の進学応援プロジェクト便り第8号

2019年2月14日

 

1.日本学生機構の奨学金(第7号から続き)

 

7号で、2019年度予算案における日本学生支援機構の給付型奨学金、貸与型奨学金の事業規模等を紹介しましたが、対象人員についてまとめると下の表のようになります。各タイプとも対象人員が拡大していますが、その中では給付型、貸与型(無利子)の拡大に力が注がれていることが分かります。

 

 日本学生支援機構の奨学金の採用数(全体)

 

給付型

貸与型(無利子)

貸与型(有利子)

2019年度予算案

41,400

564,000

765,000

2018年度予算

22,800

535,000

757,000

 

 

 また、第2種貸与奨学金の(有利子)の利率について、「国の教育ローンや一般の銀行ローン等に比べて低いものとなっています。さらに、在学中は利息の負担は生じません(つまり無利子です)。」と紹介しましたが、20153月貸与終了以後の毎年3月の貸与終了者の利率は以下のように非常に低いものとなっています。

 

利息計算方法別の利率(基本月額部分)

貸与終了月

 

20163

20173

20183

20191

固定型

 

0.16

0.33

0.27

0.22

見直し型

 

0.10

0.01

0.01

0.01


 (注)在学中は利息の負担はない。

2.大学・短期大学が行う授業料減免に対する助成

 多くの大学や短期大学では、授業料の減額や免除の措置を講じています。対象となる条件は個々の大学等によって異なりますが、国が補助を行ってその実施を奨励しています。

一般に、個々の大学は、この国の補助に大学独自の財源措置も加えて行っています。

(1)国立大学

2019年度においては、学部段階で49,000人の免除対象者が計上されています。なお、日本学生支援機構の給付型奨学金を受けている場合は、奨学金の月額が減額されます。

(2)私立大学

2019年度においては、授業料減免等を行う私学へ支援として私学助成の中で96,000人分が計上されています。

 

 

国立大学の授業料減免対象人員(国の予算)の推移

 

2015年度

2016年度

2017年度

2018年度

2019年度

人数

57,000

59,000

61,000

65,000

66,000

うち学部

 

 

 

48,000

49,000

2017年度までは学部と修士を合わせた人数が示されていた。

 

私立大学の授業料減免対象人員(国の予算)の推移

 

2015年度

2016年度

2017年度

2018年度

2019年度

人数

42,000

48,000

58,000

71,000

96,000

※私学助成の中に積算。

 

公立大学については、文部科学省からの交付金や補助金ではなく、地方交付税制度による地方財政措置の中に盛り込まれています。

2018年度においては、授業料収入の12%分が授業減免分として算入されています。地方交付税により措置された場合、いわゆる一般財源となり、使途は個々の地方公共団体の決定に委ねられます。2016度実績は約1万人と算定されています(2016年度も算入率は12%でした)。

 

次のプロジェクト便りでは教育の無償化についてお伝えする予定です。

 

 

【会報第7号 2019年度給付奨学金等の予算について

若者の進学応援プロジェクト便り第7号

2019年2月8日

 

今年の冬は、各地から極寒や豪雪の便りが届きますが、皆様の地域ではいかがでしょうか。

年が改まり、気持ちを新たに活動の一層の充実を目指して努力をしてまいります。今年もよろしくお願いします。

 

昨年末に2019年度の政府予算案の発表がありました。その中で、奨学金、学生への支援方策について充実が図られています。また、2020年度から、いわゆる高等教育無償化(低所得世帯の者に対して、授業料及び入学金の減免と給付型奨学金の支給を合わせて措置)が行われることとなっています。

今号では、2019年度の給付型奨学金と貸与型奨学金(第1種・第2種)等についてご紹介します。引き続き、次の8号では奨学金の全体数や授業料減免への助成についてお伝えします。

なお、今後発表される募集の情報などに注意してください。

 

1.日本学生支援機構給付型奨学金
給付型奨学金は、2017年度に試行的に導入され、2018年度から本格実施されています。 

2019年度においては、給付人員として41,400人(うち新規採用20,000人)が予定されています。

 

給付型奨学金の給付人員の推移

 

2015年度

2016年度

2017年度

2018年度

2019年度

予算人員

2,800

22,800

41,400

事業費等

70億円

105億円

140億円

※各年度の文部科学省の予算関係資料作成

 

給付型奨学金の申請は、高校3年生の時、つまり大学入学前に行うことになっていますので、申請のし忘れがないよう注意が必要です。

 

2.日本学生支援機構貸与型奨学金
貸与型奨学金には無利子、有利子の2種類があります。ここ数年は、無利子の拡充に努力がされていて、年々採用数が増加しています。

貸与型は大学入学前、大学等入学後に申込みの機会がありますが、いわゆる予約採用(高校在学中に申込みをする)の割合が年々高くなり、現在では7割~8割が予約採用となっています。予約採用で採用候補者に決まった場合、進学に係る経済的な問題は少なくなると考えられます。奨学金の利用をお考えの場合、予約採用に申し込むことをお勧めしたいと思います。

 

2-1 第1種貸与奨学金(無利子)

学生としての在学期間、在学終了後の返還期間を通して利息は生じません。返還が始まるのは卒業後(3月卒業の場合は10月)です。

2019年度においては、貸与人員として、学部、短大、専修学校(専門課程)、大学院、高等専門学校を合わせて564,000人が予定されています。

 採用人員、予算額とも下の表にあるように、年々増加しています。

 

1種貸与奨学金(無利子)の貸与人員の推移

 

2015年度

2016年度

2017年度

2018年度

2019年度

予算人員

460,000

474,000

519,000

535,000

564,000

事業費

3,125億円

3,222億円

3,502億円

3,584億円

3,715億円

※この他に被災学生等分がある。各年度の文部科学省の予算関係資料から作成

 

2017年度(平成29年度)予算に係る文部科学省の資料には「低所得世帯の子供たちに係る無利子奨学金の成績基準の実質的撤廃を実施する」との記述があり、この年度に第1種貸与奨学金(無利子)の貸与人数が大幅に増加、その後も拡大が続いています。

 

2-2 第2種貸与奨学金(有利子)

貸与を受けた金額に一定の利率に基づく利息を加えて返還することになります。しかし、その利率は国の教育ローンや一般の銀行ローン等に比べて低いものとなっています。さらに、在学中は利息の負担は生じません(つまり無利子です)。

2019年度においては、貸与人員として学部、短大、専修学校(専門課程)、大学院、高等専門学校を合わせて765,000人が予定されています。

 第1種貸与奨学金の拡大もあって貸与人員は以前に比べて少なくなっていますが、必要な予算は確保されています。

 

2種貸与奨学金(有利子)の貸与人員の推移

 

2015年度

2016年度

2017年度

2018年度

2019年度

予算人員

877,000

844,000

815,000

757,000

765,000

事業費

7,966億円

7,686億円

7,238億円

6,771億円

6,762億円

※各年度の文部科学省の予算関係資料から作成

 

 

【会報第6号(災害対応特別号)】

若者の進学応援プロジェクト便り

                         平成 30 年 9 月 11 日 
 
会員及び関係者の皆さまへ 
 
 さる 9 月 6 日、北海道胆振東部地震(最大震度7)が発生しました。7 月か
ら記録的な暑さと西日本豪雨、近年では最強規模の台風 21 号の襲来の直後に
この地震の発生と大きな災害が続きました。これらの被害を受けられた方々に
はお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い復興をお祈りいたします。 
 
 これ等の災害に対し、各行政機関等は様々な支援を計画していますが、「若者
の進学応援プロジェクト」は、来年進学を控えた被災した高校生や保護者の方に
安心して進学が出来るように、この秋に日本学生支援機構が行う予約採用への
申込と災害等による家計収入の特別控除の情報提供をホームページで行いまし
た。 
 
 災害が起こった場合、高等教育機関で学ぶ学生には大学等や機構のホームペ
ージを通じて必要な情報は該当の学生に周知されますが、進学を予定している
高校生の場合は進学支援の情報の周知が不足しているかもしれません。この災
害に遭遇されて進学の費用に不安を持つこともあると思います。 
 
 以下は我々のプロジェクトのホームページに掲載している内容です。 
 この情報を必要としている人がいる場合には、この会報をお渡しするなど情
報の普及にご利用下さい。 
 
 
 
-以下、若者の進学応援プロジェクトのホームページ(要約)- 
 
北海道胆振東部地震・台風21号・西日本豪雨等の被災を受けられた高校生や
保護者の皆様へ 
 
被災された高校生の皆様、奨学金の秋の予約採用の申込をしませんか! 
大学等で奨学金を貸与している学生の70%~80%は高校在学中に奨学金
を申し込んでいます。 
春に行われた予約採用申込みの段階では奨学金を必要としない家計だったの
で申請しなかったが被災で事情が変わった高校生等は、この秋の申込みで、災害
による特別控除の適用を申請することができます。 
◎まだ予約採用の候補者になっていない方は、日本学生支援機構の奨学金の申
込みを検討してはいかがでしょうか。 
◎この春の予約採用では家計基準がオーバーしていても、秋の予約採用では被
災で特別控除を受けられ、採用されることがあります。(家計の収入の算定にお
いて災害等による支出の増加や収入の減少を考慮する制度があります。「災害や
盗難等の被害を受けた世帯に係る特別控除」です。) 
 ただし、給付型、第 1 種貸与、第 2 種貸与のどれかで予約採用候補者となっ
た人は申し込めません。必要がある場合は、大学等に進学後に大学等に相談して
下さい。 
なお、大きな災害が起こった場合には、特に JASSO のホームページに「緊
急採用奨学金、減額返還・返還期限猶予、JASSO 支援金の受付について」とし
て募集等の周知が行われています(緊急採用等は大きな災害でなくても実施さ
れます) 。例えば、北海道胆振東部地震については、JASSO のホームページに
平成 30 年9月7日付で周知されています。 
また、大学等からも、この措置について在学生などに案内が行われることがあ
ります。 
-以上、若者の進学応援プロジェクトのHPから要約- 
 
上記で要約として紹介しました記事の詳細は、ホームページでご覧いただけ
ることが出来ます。http://www.singakuouen.jp/ 
 これからも皆様のご支援・ご協力をお願いします。 

 

【会報第5号】

若者の進学応援プロジェクト便り

                            平成 30 年8月24日
会員及び関係者の皆さまへ 
 
この夏は記録的な暑さと豪雨、頻繁に発生する台風と地球の気象変動に自分の 身が耐えられるのか不安さえ感じる夏でした。暦の上では処暑も過ぎ、暑さが収ま る時期になりましたが、くれぐれも身体には気を付けてお過ごしください。 
 
7 月に起こった西日本の豪雨災害に対応して、被災した高校生等に対して、秋の 予約採用への申込と災害等による特別控除の情報提供をホームページで行いまし た。 災害が起こった場合、日本学生支援機構では、大学等に在学している学生を対 象に奨学金の緊急採用等を行います。このことは機構のホームページや大学等を 通じて該当の学生に周知されますが、進学を予定している高校生の場合は少し情 報が不足しているかもしれません。進学の費用に不安を持つこともあると思います。 このような高校生の不安を軽減すべくホームページで対応したものです。 詳細は、ホームページでご確認ください。http://www.singakuouen.jp/ 
 
さて、暑さも盛りの 8 月 4 日に仙台の大学で講演する機会を頂きました。テーマ は、『進学費用と奨学金等の進学支援について―教育費の負担軽減と、将来の奨学 金返済への不安の軽減のために!』で、石矢と鮫島が出席しました。 
 
 
 

 
当日は、同大学でオープンキャンパスが行われており、我々の講演会はオープン キャンパスの行事を兼ねた同大学の記念行事でした。オープンキャンパスでは、高 校生やその保護者の皆様を対象に、体験授業や入試対策講座、キャンパスツアー、 なんでも相談(全般/学費・奨学金/就職支援/一人暮らし)等のイベントが行われて いました。 
 
講演会では、パワーポイントなどを用いて、進学に必要な教育費、学生への経済 的支援策、奨学金制度と知っておくべきことなどを中心に約 50 分間説明を行いま した。  参加した方から幾つか質問を頂くとともに、以下のような感想がありました。 〇給付型奨学金の対象者は意外と少ない。マスコミでの報道で多いように感じて いた。 〇奨学金の家計基準の説明が具体的で非常に分かり易かった。これまで漠然とし ていた。 〇返還猶予期限特例制度については知られていない。これからは、該当者には必 ず説明したい。(大学学生課担当者)  頂いた質問や感想を今後の活動の中に生かしていきたいと思います。   大学の関係者からは、講演の内容について「高校生に知ってもらいたい重要な事 が多かった。付属の高校や近隣の高校にこの講演の重要さを説明したいと思う。」 との評価を頂くとともに、「情報格差は意外と大きいのではないか。パソコンのな い家庭もあるように思える。」「進学率の低い東北エリアでは特に進学支援の詳細 を伝えるこのような講演会は必要だと考えている。各方面に働きかけてこのよう な講演会を推進することも考えたい。」とのお話を伺うことができました。 頂きましたご意見は我々の活動の大きな励みになりました。 
 
オープンキャンパスにおいて高校生が調べ、整理すべき課題として、「進学に要 する経費」「その経費の賄い方(そして、実際にどのよう賄っているのか)」「卒業後 の就職などの進路」などがあると思います。我々の活動はオープンキャンパスや高 校生の進路学習、進路決定と非常に関係が深いと思います。 機会があれば、こういった講演会等にも積極的に取り組みたいと考えています。 
 
 これからも皆様のご支援・ご協力をお願いします。   -了―                 

 

 

【会報4号】

若者の進学応援プロジェクト便り(第4号)

 

平成30年7月25日

会員及び関係者の皆さまへ

 

広島等を中心とした西日本の各地に甚大な被害をもたらしました豪雨によって被災された方々にお見舞い申し上げます。一日も早い復旧・復興をお祈りしています。また、災害によって学業の継続や進学等に支障が及ばないことを願っています。

なお、日本学生支援機構等は緊急採用等の被災者支援を開始しています。

 

連日猛暑が続いていますが、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、さる615日、若者の進学応援プロジェクトは中央区立銀座区民館において定例総会を開催し、平成29年度の事業報告、決算、平成30年度の事業計画、予算案等を審議し、了承を受けました。また、この結果を受けて、所轄庁である東京都等に関係の届出を行いました。

{C}{C}{C}{C}{C}{C}

 今号では、平成30年度事業計画の主な内容についてご報告します。

 事業計画は、大きくは本法人の定款に定められている特定非営利活動、そして本法人の活動基盤の強化から成り立っていますので、それぞれの主な内容をご紹介します。

 

1.特定非営利活動に係る事業

(1)奨学金等の進学費用支援情報の提供事業

 本法人の最も重要な事業の1つです。

平成30年度は、大学や高等学校、高校生の進学支援を行うNPO法人等との連携協力関係の構築に努め、主に大学や高校等で開催される進学関係のイベント等に参加することによって適切な情報の提供を行います。

平均すれば、2か月に1回程度を目途に、イベントに会員が講師として参加することを目標としています。

 

 

 

(2)進学支援情報のガイドブック等の出版

法人のウェブサイトによる情報提供を強化・拡充します。

ウェブサイトを利用した情報提供は、イベント等への参加によって直接行う情報提供に並ぶ本法人の最も重要な事業の1つです。また、法人としての活動経費を賄う上でウェブサイトに適切な広告の出稿を得ることも考えていますが、そのためにもウェブブサイトの充実は重要になってきます。

 平成30年度は、ウェブサイトへの新たな記事の掲載、既掲載記事を随時更新することを目標とします(シリーズものを月1又は2回、新着情報の随時更新)。

また、ウェブサイトへの記事の掲載等を通して、将来的にはガイドブックの作成につなげていくことを計画しています。

 

(3)その他目的を達成するために必要な事業

行政機関の青少年健全育成や学習支援を担当する部課を訪問し、奨学金等の進学支援情報の提供を行います。また、同じような事業を行うNPO法人等との交流を深め、目的達成を目指します。

 

2.活動基盤の強化

 法人の適切な運営に努めるとともに、特定非営利活動に係る事業を行う基盤の強化に努めます。

{C}   {C}正会員、賛助会員を合わせて5人~10人程度獲得することを目標とします。

②ニューズレター(会報)は四半期に1回の発行を目標とします。

{C}   {C}法人の活動を支え活発化するため、助成金の申請や寄付金を募ります。

{C}   {C}寄付金控除の優遇を受けられる認定NPO法人への認可準備を進めます。

 少しでも多くことが達成できるように努力をしてまいります。引き続きご指導ご助力を頂きますようお願いします。

 

―了―

 

 
  

(会報3号】

若者の進学応援プロジェクト便り(第3号)

平成30610

会員及び関係者の皆さまへ

 

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

昨年の512日にNPO法人の認証を受けて活動を開始してから、1年が経過しました。この間、活動の基盤の強化などにも努めてまいりました。プロジェクトの目的とする情報の提供については、我々のホームページ(http://www.singakuouen.jp)での情報提供に加え、昨年ファイナンシャルプランナーの方々を対象とした講演会の講師を担当したほか、我々の活動をお聞き及びになった高校生の保護者の方々からの依頼で小規模な説明会などを行ってきました。

また、例年4月から日本学生支援機構の予約採用が始まるため、4月早々にホームページに、高校からのアナウンス等を聞き逃さずに申請を行うことの注意を大きく扱いました。

このようなことが功を奏したのか、埼玉県立久喜高校から、新3年生の保護者対象の進学に係る講演会の奨学金関係部分の講師の依頼を受けました。

以下にその概要をご報告します(写真も併せてご覧ください)。

埼玉県立久喜高校は、1919年に創立された歴史ある高校で女子高です。入学定員は1学年280人で、卒業生の大半は大学、短期大学、専門学校に進学します。

 

今回の講演は、512日(土)の午後、同校の体育館において、進学を控えた高校3年生の保護者を対象に、奨学金とAO入試をテーマに行われました。本プロジェクトは奨学金の部分の講師を依頼されました。当日は、本プロジェクトから石矢と鮫島の2名が同校に赴き、講演の実施に当たりました。

講演会に出席された保護者の方は約150人、先生方が10名でした。2つのテーマで行うということの関係で、奨学金の時間は約30分というものでしたが、本プロジェクト作成の講演資料、JASSO作成の「奨学金ガイドブック2018」が、高校によって全参加者分に配付され、これを用いながら『家計と教育費、奨学金、授業料減免制度等の学生への経済的支援など』について説明を行いました。

両親揃っての参加が10組~15組ほど見受けられ、奨学金や進学への関心の高さを感じることができました。時間は短時間であったものの、時間に合わせて当日話す内容を精選したこと、事前に資料を用意していたことなどもあって、保護者の方に理解を深めていただけました。

同校の担当の先生からは、講演に対して以下のような感想をいただきました。

先日はお忙しい中、また限られた時間の中、ご講演賜り、 誠にありがとうございます。

奨学金について様々な情報をご提供いただき、 本当に助かりました。

多種多様なことが学校に任せられている今日、やはり、 外部の専門的な方々の御協力がとても助かることを実感いたしました。

 講演会をお聞きになられた保護者の方々の反応や担当の先生の感想などを得て、本プロジェクトが行おうとしている活動が多くの方々から真に求められていること、社会的に有用なものであることを実感できました。

 今後とも、講演会の実施など、多くの方々への適切な情報の提供に取り組み、若者の進学を応援していきたいと考えています。

皆様の周囲で講演会、説明会などを必要としている学校やPTA等がありましたら、本プロジェクトをご紹介いただければ幸いです。

本プロジェクトのホームページも是非ご覧ください。(http://www.singakuouen.jp) 『進学応援』で検索も可能です。

 

【会報 第2号 】

 若者の進学応援プロジェクト便り(第2号)

                平成29年12月25日

 会員及び関係者の皆様へ

 

皆様、如何お過ごしでしょうか。

 若者の進学応援プロジェクトは、本年5月12日にNPO法人に認可され、5月19日に設立登記を終了し、約半年を経過いたしました。また、7月にはこの便りの第1号をお届けしました。

 この間、政府は学生への経済的な支援策の充実強化を大きな政策課題として取り上げ、『人生100年時代構想会議』での審議、先に閣議決定された「新しい経済政策パッケージ」で真に支援の必要な学生への教育の無償化などを打ち出しています。

 ますます複雑化し分かりにくいこれらの情報を正確に広く保護者や学生の皆様に伝える事の重要さを感じる期間でもありました。

 

  活動報告(平成297月~平成2912月)

 7月の第1号発行後、12月までの間に、運営会議4回、研修会4回、講演・説明会4回(写真もご覧ください)、他の法人等との交流会等の出席も10数回におよび、徐々にではありますが、法人としての活動を広げています。

 運営委員で構成する運営会議では、概ね2か月に1回、活動の充実と適切な法人の運営のために、活動方針、ホームページの内容、法人内の申し合わせ、取り決め、会計処理について検討を重ねています。

 研修会では、最近の教育費事情、奨学金制度の変更内容、日本版HECS、給付型奨学金の内容と申し込み手順、消費貸借契約としての奨学金制度の伝えるべき内容等について研修を行いました。

 講演会・説明会は、10月に初めて行い、主に高校生の保護者の方を中心に12月までの間に、4回実施しました。

 保護者の皆様が、説明の中で特に興味を示されたこととして、

{C}   学生生活調査によると、家庭からの給付だけでは学生生活を支えることは難しく、学生自身でアルバイトや奨学金の貸与で不足分を補う時代になっていること。

{C}   {C}無利子貸与奨学金の選考基準で、今年から住民税非課税の世帯(ここでは、世帯員の全員が住民税の所得割分の課税を受けていない世帯)では学力基準が無くなったこと(つまり、どのような成績でも採用されるということ)。

{C}   有利子貸与奨学金の金利は他の金融機関より安く、利用しやすくなっていること。

{C}   返還において、繰上げ返還の手続きが容易であり、その効果は大きいこと。

等がありました。

 また、保護者の皆様の声として、経済的な支援策は多くあるのは聞いているが、内容が複雑なものもあり、理解するのが困難であり、このような講演会等の機会を増やして欲しいといったものが多かったように思います。

 我々の伝える情報は、日本学生支援機構等の説明では中々伝えきれない、利用者側からはとても重要な情報だと思います。我々の法人の使命の重要さを改めて認識させられました。

 経済的支援策について説明を聞きたいという希望をお持ちの保護者の方がおられましたら、本法人の活動をご紹介いただければ幸いです。

 

  新しい流れについて

 平成29年度には給付型の奨学金創設、新所得連動返還型奨学金等、新しい制度が導入されました。それを周知するためにスカラシップアドバイザーが導入され、これから本格的に活動を開始することになっています。

 スカラシップアドバイザーの伝える基本的な情報に止まらず、我々はこれまでの経験を活かし、より専門性が高く、学生やその保護者の方々の知りたい情報を丁寧に周知していく使命があると思います。

 現在、政府は教育費負担軽減の方向に進んでいますが、新しい制度が出来るということは、その説明を必要とする人が増えるということです。我々の説明を聞きたいという人もますます増えてくると思います。潜在的なニーズが顕在化してくる必要が有ります。

 

  今後の方針について

 我々の使命である、学生への経済支援情報の周知に対応する為、適切な内部研修によって、自分たちの能力の向上を図り、正確で若者にとって有益な情報を講演・相談会等を介して伝えていきます。

 また、ホームページに、進学において必要な情報として「給付型奨学金のある大学一覧」を掲載する等、より一層ホームページの充実化に努めたいと考えております。

 NPO法人の組織としての今後の動きとしては、活動の基盤となる安定した財政基盤を築くこと、活動の実績を積み重ねながら、寄付金について所得税の軽減の対象となる認定特定非営利活動法人の認定を目指すと同時に、他の教育関連の法人との連携に向けた活動を軸として、運営会議でより具体的に実施に向けて検討するように進めていく予定です。

 

  これからも適宜ご報告させて頂きます。引き続き、ご指導・ご協力をお願いいたします。

                     ―了―

 

 

【会報 第1号】



   若者の進学応援プロジェクト便り
                              平成29年7月18日
 会員及び関係者の皆様へ

 皆様、如何お過ごしでしょうか。
  若者の進学応援プロジェクトは、本年2月17日に設立総会を開催し、21日にNPO法人の認可申請を東京都に提出していましたが、5月12日にNPO法人に認可され、5月19日に設立登記を完了しました。
これを受け、6月17日に第1回の運営会議を開催し、①ホームページの充実化②行政機関等への周知活動の働きかけ③企業も含め奨学金制度の充実化に向けた活動を進めていくことなどについて協議しました。また、同日、給付型奨学金と所得連動返還型奨学金についての研修会を行いましたこのようにして、NPOは活動の第1歩を記しました。
今後、定期的に運営会議と研修会を開催し、適切な運営に努めるとともに、会員の資質能力・専門性の向上に努め、設立の趣旨の実現に努めていきます。昨年度は奨学金制度にとってはまさしく激動の年でした。我々のNPO法人にとっても奨学金制度の変更への対応と法人創設準備が重なり、特別な1年となりました。
近年、学生支援については地方創生の動きの一環として、地方在住・在勤者への返還金の一部支援制度が色々な方法で開始されました。また、受験前に予約型の給付奨学金を導入する学校も現れる等学生支援策も様々な様相を呈して来ています。
研修会においては、機構の所得連動返還型奨学金制度に関して『被扶養となった場合の返還月額や、その決定方法(扶養する人の年収の扱い)』等の質問がありましたが、まさしく機構がその詳細・仕様について、検討を重ねている問題でした。返還方法は、それを選択する時期と選択結果が影響する時期との間に長い時間があります。
 先のことだから、よく分からないから、などと思わないで、仕組みをよく理解して決める必要があります。
奨学金について正しい理解を広めるというこの法人の活動がまさに求められている時期であると確認できます。
NPO法人の今後の動きとしては、運営会議で検討されたように進めていく予定です。これからも適宜ご報告させて頂きます。
  ご指導・ご協力をお願いいたします。
―了― 

複雑な奨学金等の情報を高校生、保護者、先生の皆様に分かり易くお伝えします。

進学を諦めてはいませんか?また、就学を続けていくことが困難移なっていませんか?是非、このホームぺージを活用しご相談下さい。我々と一緒に問題を解決していきましょう。

大学等で奨学金を受けている学生の多くは高校在学中に申し込んでいます。安心して進学するには早い時期での対応が何より大事です。

奨学金を借りて就学するには、在学中の奨学生としての適格性が求められます。学校にもよりますが11月頃から確認作業が始まります。

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ごあいさつ

若者の進学応援プロジェクト

進学や奨学金の返還について、プライバシー等を気にせず、安心して相談したり、必要な情報を得られる第三者機関が必要であることから、小林東京大学教授遠藤日本学生支援機構理事長(東京都教育委員)等を発起人として、北原筑波大学元学長梶山九州大学元学長及び馬城日本製紙株式会社社長株式会社中村建築設計室社長等の教育関係や経済界の皆様からの賛同を得て、この法人は設立されました。(役職名は設立時)